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スミスメディカルの沿革

スミスメディカルの歴史

スミスメディカルは、世界をリードする医療製品製造企業の1つです。 世界6大陸に合計7,000人を上回る従業員を有し、半世紀を超えて、多くの人命を救ってきました。 取り扱い製品は知名度が高く、世界中の病院の麻酔科、手術室、集中治療室で信頼されています。  今でこそ数百万ポンド企業ですが、1940年の設立時は、ロンドンブリッツの中程、グレートポートランド通り沿いのフラットでつつましくスタートしました。

1940年 - すばらしいアイデア

歯科医のS.A. リーダーは、医学分野、歯科医学分野におけるプラスチックの利用を試行錯誤していました。 いくつもの革新的アイデアを思いついたリーダーは、Portland Plastics社を設立しました。同社は急速に成長し、程なくドーバーのフォークストーンとケントのハイスにもっと大きな社屋を用意して移転しました。

1957年 - スミスが参入

1957年、プラスチックやナイロンのチューブに関するPortland Plastics社の技術を航空宇宙分野や自動車分野に転用しようと考えたスミスインダストリーズから盛んな働きかけを受け、Portland Plastics社はスミスインダストリーズに買収されました。  スミスインダストリーズ自体は、それよりさらに時代をさかのぼる1851年に、置き時計や携行用時計を製造する家族経営の企業として、サミュエル・スミスによって設立されていました。 

1964~1977年 - 順調な発展

Portland Plastics社は、新しい所有者の下で1964年にケントのハイスの新社屋に移転し、3年後にはPortexと改名しました。 続く10年間で、会社は着実に力を増し、国際貿易部門で英国女王賞を3回獲得したほか、主に気管内チューブと気管切開チューブに使用されるプロフィルカフの設計、開発、製造について、技術成果部門でも1回同賞を受けました。

1979~2004年 - 25年間で広がる世界展開

この成功でスミスインダストリーズは大きな力と信用を培い、長い企業買収の歴史が始まりました。これが21世紀となった今、スミスグループが占める世界的地位の礎となりました。

  • 1979年 – 血液検体作成用品を製造するConcorde Laboratories社を買収しました。

  • 1983年 – フランスで「Portex」製品を販売していたパリのLSA社を買収しました。

  • 1984年 – 外科用器具とオストミー製品を製造するDowns Surgical社を買収しました。  国際貿易部門で英国女王賞を再度獲得しました。

  • 1985年 – 手術台、電気手術ユニットのほか、幅広いオストミー製品を製造するEschmann Bros & Walsh社を買収しました。 Downs Surgical社とEschmann Bros & Walsh社のオストミー製品をまとめ、Simcareブランドを構築しました。

  • 1988年12月 – 透析用製品や輸血用製品を製造するAvon Medicals社を買収しました。  Downs Surgical社を売却しました。

  • 1989年 – 会社にとって多忙を極めた年でした。 3月には、さまざまな圧力変換器、ストップコック、心臓カテーテルを製造するドイツ企業、Peter von Berg(PVB)社を買収しました。 その翌月には米企業、Respiratory Support Products Inc社を買収しました。  この企業は、救急ケア分野で一連の温度プローブを製造していました。 5回目の英国女王賞(国際貿易部門)を獲得しました。

  • 1991年7月 – 日本でPortex製品を販売する日本メディコ株式会社の株式を24.50%取得しました。

  • 1992年 – この年に買収した企業は、 病院用使い捨て製品と さまざまな体外受精製品のメーカーであるH.G.Wallace Ltd社(株式を51%取得)と、呼吸関連製品や麻酔用マスクなどの使い捨て製品のメーカーであるIntertech社の2社でした。

  • 1993年 – H.G.Wallace社の残り49%の株式を 取得。

  • 1994年 – 英国女王賞(国際貿易部門)を再度獲得。次の2社の大型買収を実施。 米国を拠点とする投薬ポンプとバスキュラーアクセス機器のメーカーであるDeltec社、ならびに、使い捨て毛布と使い捨てパッドのメーカーであるKylie Kanga社(これはSimcareのオストミー分野を強化する目的で実行)。

  • 1995年 – 米国を基盤として温度管理装置と使い捨て製品を製造するLevel 1社がこの年に加わりました。

  • 1997年 – 続いてGraseby Medical社が買収リストに加わりました。  両社は病院用の投薬ポンプと無呼吸症候群モニターの製品群を製造していました。

  • 1997年11月 – Pneupac®の救急用および輸送用ベンチレーターと麻酔用機械を製造する複数の企業を買収しました。

  • 1998年12月 – 呼吸、血中酸素濃度、二酸化炭素排出、体温、血圧、吸入酸素、ECGのモニタリングに関する最先端テクノロジーを取り込むため、BCI®を買収しました。

  • 2001年10月 – Portex®のポートフォリオ拡充のため、麻酔用シリコン製品群を製造するBivona社を買収しました。

  • 2002年5月 – 泌尿器科向けSimcare製品群をMentor Medical社に売却しました。

  • 2004年7月 – DHD Healthcare社を買収しました。 DHD製品は、多様な治療、救急ケア用途において、患者の呼吸ニーズに対応するために広く使用されています。

  • 2005年3月 – Medex Inc.を買収しました。同社は、さまざまな診断および治療向けの救急ケア用医療製品を製造、販売しています。 

今後の展望

優れた品質の製品ポートフォリオを構築した今、スミスメディカルは将来に向け壮大な計画を抱いています。 今や世界中に広がるマーケティング、製造、カスタマーサービスの体制を生かし、スミスメディカルは、自社製品を世界中の医療技術業界で最初の選択肢にしようと考えています。